このインターンシップでは、高専で学ぶ方々の将来の進路選択のイメージを描く一助になれるよう、大学における原子力材料研究の第一線を見学・体験していただきます。また、放射線に関する講義や原子力関連施設の見学も行います。
皆様のご参加をお待ちしています。
- 主催
- 東北大学金属材料研究所附属量子エネルギー材料科学国際研究センター
- 期間
- 2019年8月26日(月)~ 8月30日(金)
- 場所
- 東北大学金属材料研究所附属量子エネルギー材料科学国際研究センター
茨城県東茨城郡大洗町成田町2145-2 - 参加費
- 無料。参加者には、旅費、宿泊費を支給します。
- 申し込み
- 参加ご希望の方は、学校の教務係でとりまとめ頂き、下記の参加者の情報を事務局までお知らせください。
(1)氏名 (2)性別 (3)学科 (4)学年 (5)志望動機(200字程度) - 募集人数
- 10名(定員を超えるお申し込みがあった場合、受入ができない場合があります)
- 締め切り
- 5月20日17時
お問合わせ
住所:〒311-1313
茨城県東茨城郡大洗町成田町2145-2
東北大学金属材料研究所
附属量子エネルギー材料科学国際研究センター
「高等専門学校学生大洗原子力インターンシップ」事務局
担当:外山
TEL:029-267-3181
E-mail:oarai-ss@imr.tohoku.ac.jp
実施内容紹介
1.講義
講義1「放射線の基礎」
講義2「原子スケールの材料の乱れを直接見る」
講義3「「極限」をめざすアクチノイド物性研究」
講義4「原子力エネルギーと放射性物質」
講義5「原子炉を用いた材料照射研究」
2.見学実習
本インターンシップでは、原 子力関連研究や実務の見学実習を通して、学生が現場の具体的なイメージを描けるように指導します。
- 材料の計装化シャルピー衝撃試験、SEMによる破面観察等
- 材料の陽電子消滅測定・3次元アトムプローブ測定・透過電子顕微鏡
- 材料の透過電子顕微鏡
- アクチノイドのアーク炉での合金作成のデモンストレーションと物性機器紹介
透過電子顕微鏡見学実習
3.施設見学
原子炉をはじめとした普段見ることが出来ない施設の見学が出来ます。
4.成果発表
最終日に班に分かれ、本インターンシップで学習したことの中から興味を持ったものについて取り上げ、それに対する各自 の見方、意見を述べる。尚、成果発表で次のテーマのいずれか(または両方)を議論に含めて発表します。
テーマ1:将来のエネルギーについて
テーマ2:東京電力福島第一原子力発電所事故からの復興について
高等専門学校学生原子力インターンシップでの成果発表