2018年3月28日、アメテックの西部洋一様、堀建善様を講師としてお招きし、先端技術勉強会を開催しました。普段、大洗センターで装置を管理しているメンバー(准教授1名、助教1名、技術補佐員1名、学生3名)が参加し、今回アップデートされた3次元アトムプローブ測定用ソフトLEAP Software Suite 4.3の使用方法を習得致しました。アップデートではレーザートラッキング機能が改善され、従来測定を中断してレーザー位置追跡を行っていたのが測定を行いながら常時追跡可能となり、レーザー位置ずれによる試料破壊を大幅に低減することが出来ます。また電解蒸発コントロールのアルゴリズムも改善され、今までより緩やかに昇圧や降圧を行うことにより急激な電圧変動に伴う試料破壊を低減することが可能となりました。これにより今まで以上に大体積の測定が期待されます。大洗センターでは、職員の技術力アップを継続し、共同利用をサポートして参ります。