2018年7月23日、FEI定山正林様を講師としてお招きし、先端技術勉強会を開催しました。普段、大洗センターで装置を管理しているメンバー(准教授2名、助教1名、助手1名、技術補佐員2名)が参加し、当学FIB装置Helios600iに導入されたクライオステージを使用したTEM試料作製方法や、同じく導入されたQuick Loaderを使用した試料交換方法を習得致しました。クライオステージは、液体窒素で冷却された乾燥窒素をステージ内部に流し、-150℃以下まで冷却しながら加工を行うものであり、これにより熱ダメージを低減した試料作製が可能となりました。またQuick Loaderは試料交換を短時間で行えるシステムであり、効率的な試料作製が期待できます。大洗センターでは、職員の技術力アップを継続し、共同利用をサポートして参ります。